マッサージっていいの？

「マッサージ」と聞いて、あなたはどのようなマッサージ法を連想しますか？エステでやるような揉み出し？肩こりの時のツボ圧し？マッサージチェアーに座ってドドドドッ？これ、全部違いますからね！

妊娠中のマッサージは、妊婦向けのスペシャルなマッサージです。ここでは、その中のひとつ、妊娠線予防のマッサージについて説明しますね。

●妊娠線予防マッサージの２つの効果

マタニティーマッサージのひとつである「妊娠線予防マッサージ」には、実は妊娠線を予防するだけではない、嬉しい効果もあるんです！

・もう始まっている！ベビーマッサージ
　妊娠線予防で、お腹をマッサージするとき、ママは自然と赤ちゃんのことをいつも以上に意識するはず。その思いは赤ちゃんにもちゃんと伝わっているんですよ。だからお腹のマッサージは、ママだけでなくパパにやって貰うのも大切。

パパも赤ちゃんの存在をより身近に感じることができますし、ママも精神的にリラックスできます。もちろん、赤ちゃんも同じ。妊娠線予防のマッサージは、家族のコミュニケーションです。

・妊娠中は血流が滞りやすい

　妊娠線はお腹だけでなく、腕や胸、お尻や脚にもできます。滞りがちな血流を、マッサージで優しく促しましょう。リンパを強く刺激するとお腹が張ってくることがあるので、物足りないくらいにして、1日数回に分けてマッサージしてください。

●妊娠中のマッサージは優しく、リラックスして

皮膚のデトックスが上手く出来なくなっている妊娠中には、マッサージは有効です。ただし、やり方には注意が必要！お腹は特に優しく、手のひらで撫でる程度にして、ゆっくり円を描くようにします。

そしてもうひとつ。素肌でマッサージでは、いくら優しく撫でても摩擦があります。その刺激は妊娠線には逆効果。妊娠線予防のマッサージには、クリームをしっかり使ってくださいね。